高校卒業後の進路としては大学や専門学校への「進学」か「就職」かの2つの道に分かれます。
高校生になった時点では将来の夢や目標は漠然としたもので、実際に希望する将来を手に入れるためにはどうしたら良いか…までは定まっていない人の方が多いでしょう。
高校生活を送り、卒業間近の進路を決める段階になる辺りでようやく見えてくる人が圧倒的に多いからです。
入学する高校を選ぶ際に将来を見据えた高校を選ぶことができれば…成功する人生の近道になります。
進学・就職、どちらにしても希望する将来が明確に決まっている人は通信制高校を選択することで開ける道もでてくるでしょう。
近年では人気の職種となるプログラマーも、実は通信制高校であれば高校在学中に専門的な勉強を行い、就職時に有利となる「即戦力」の力を身に着けることも可能になります!
高校進学、または高校の転校を検討している人は、メリットを自分の将来のための有効活用しやすい通信制高校も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
通信制高校の特徴
通信制高校と聞くと、どうしても不登校やいじめ・不良といったマイナスイメージに結びついてしまう人もいます。
実際に一昔前までの通信制高校では、全日制高校に何らかの事情で通うことができなかった人たちが多く在籍する高校でした。
しかし、最近では通信制高校のシステムが、現代社会にマッチしていることで注目と人気を集めています。
時間の調整ができる
仕事をしたい・しなければいけない家庭環境という理由以外に、不規則な時間を要求される芸能人の卵や、学校の教え方に満足できずに進学塾で勉強をしたいハイスペック大学進学希望者など、全日制高校で拘束される日中の時間帯を使いたい人は増えています。
自分のスケジュール管理で「高校卒業の資格が取れる」通信制高校の自分でスケジュール管理ができる通信制高校のシステムにメリットを感じて入学・転校してくる人が増えているからですね。
登校日数が少ない
通信制高校は主にレポートを作成して学校に郵送し採点してもらいます。そのほか、卒業までに必要な単位取得のための授業として登校をするスクーリングがあります。
登校と言っても全日制のように毎日ではありません。通信制高校にある時間割の中で自分が必要な単位だけ授業を受ければいいため、月に数回程度の出席でまかなえるようになっています。
指定の制服もないところがほとんどなので登校の面倒くささも半減するでしょう。
おススメは通信制高校の利点を生かせる技能連携校
通信制高校での最大の利点は「好きなこと、やりたいことに時間を使える」ことです。
そこで高卒でも就職に有利な専門技術などの技能取得がほしいと考える人におススメなのが技能連携制度のある高校です。
技能連携とは簡単にいえば高等専修学校(専門授業と実践的な体験のできる学校)と通信制高校を同時に入学するようなシステムです。
高卒資格のための勉強を学びながら、専門分野も学べるという限られた高校生活を思いっきり有効活用できるメリットがあります。
連携技能校での費用や登校日数は?
正直高額になります。通常の通信制高校と技能連携校との2つの学費が発生します。
専門科目を勉強することになるので通学する日数も増えてきます。しかし人の2倍の時間を半分に短縮していると考えれば…割り切れる金額と登校日数になるでしょう。
通信制高校卒業でも活躍できる職種とは?
通信制高校が現代社会にマッチした最先端の学校スタイルであっても、まだまだ社会に浸透するには時間がかかります。
そのため、未だに消えないマイナーなイメージからか、どうしても就職時に通信制高校卒業であることが面接時に不利となってしまうケースがあります。
その中でも特殊技能を持っている強みがあれば、就職時には圧倒的に有利となるでしょう。
通信制高校だからこそ取得できる技術となるため、即戦力となる若者であれば会社側からスカウトとして声がかかることもあるのです。
プログラマー
特殊技能として最も人気のある職業はプログラマーです。インターネット社会の現代ではネット関係の仕事が強く、中でも技能のある人の採用率は高いですね。
インターネット関連会社の多くは学歴を重視しない傾向があります。学歴よりも専門的な知識・技術を求めるからです。
今後もどんどんネット社会となる近未来においても欠かせない職業となり、収入も大いに期待できる明るい職業のため、若者世代から圧倒的人気を得る職業になります。
美容師
手先が器用でオシャレな人は美容師を目指す人も少なくありません。見た目の華やかさとは一変して精神的にも肉体的にも辛い仕事ではありますが、こちらも学歴関係なく実力さえあればのし上がれる世界です。
全日制の高校を卒業してから専門学校に進む人が多い中、通信制高校での技能連携であれば高校在学中に資格が取れる美容師も人気があります。
現場に入るときの年齢が若ければ若いほど…その後に同年代の人の先輩になる率が高くなります。
通信制高校で負い目を感じることがあったとしても、職場で先輩になることができれば結果オーライですよね。
介護士
インターネット業界と同じくらい、現代社会には切っても切れない職種が介護職です。医療の発達から人間の寿命は延びました。
比例するように子供の数は減っています。そのため、親の面倒は子供が見るのが当たり前だった昔のようにはいかなくなり、多くの人が他人の手を必要とする時代になっています。
この現象はこれからますます増えていきます。介護の専門知識と資格を取ることで、体が健康な限り生涯使える資格を手にすることができるようになります。介護の資格を取るためには老人ホームなどでの実習も必須になります。
時間に都合のつきやすい通信高校の過程だからこそ取得できる資格の1つでしょう。
未来の明るい職業NO1はプログラマー
介護職、美容師、ともに生涯の仕事にできる資格です。努力をして上を目指せば収入のアップも期待できますが…それは本当にごく一部の才能ある人たちの話しです。
多くの場合、重労働にも関わらず定収入であることがデメリットの仕事。生涯使える技術や資格であったとしても、収入面で満足することは難しいかもしれません。
そんな中でも最も通信制高校卒業に関わらず高収入の期待できる仕事がプログラマーになります。
派遣社員や契約社員としての募集も他の職種よりはるかに高い金額に設定されることが多く、技術があれば誰しもが高収入を手にする可能性がある未来が開ける希望ある仕事です。
プログラマーに向いている人とは
プログラマーは、アプリやソフトウェアを作る勉強をすれば誰でもなれる仕事ではありません。適正というものが求められる仕事になります。
「体力」・「集中力」・「パソコン操作も得意」・「数学も得意」な人が適正人材になります。
高卒程度の学力でも十分ですが、とにかく気力・体力・集中力が要となる仕事なので、集中が続かない人や体の弱い人も向いていません。
「座っている仕事なのに体力が必要なの?」と疑問に思われる人も少なくないかもしれませんが、プログラムを作る過程の中で体力は必須になります。
基本的に納品期限が設けられているので、期限に間に合いそうにないときには徹夜が続くこともあります。長時間の集中力と、それを支える体力がプログラマーの基本給になるのです。
希望の仕事ができる未来のために通信制高校で「即戦力」を手に入れよう!
有名大学を卒業したとしても、その後に就職できなければ…正直いって何のために大学に入ったのか分かりません。
人生の中で大切なことは大人になってから自分の力で生きていく力です。その力を得るためのステップとして大学があるなら良いのですが、その先の人生に失敗してしまう有名大学性も数知れず…が実情です。
大学進学ではなく就職への気持ちがあるのであれば、より有意に就職できるように通信制高校の利点を生かして即戦力を手に入れる方法も検討してみましょう。明るい未来を手に入れるためには事前準備が必須になるのですから!
通信制高校を選ぶ際には慎重に
・通信制高校に行くか?行かないか?
・通信制高校に行くならどの学校が良いか?
などを決める際にまずはインターネットで各学校の情報収集をされると思います。
ただ、ネット上の情報は限られています。そして、「学校のことを知りたいなら学校に聞く」のが一番詳しく情報を知ることができます。
とは言っても学校の担当者の方と直接コミュニケーションを取るのは中々ハードルが高いと思います。
そこでまずおすすめしたいのが「学校が公式に発行している資料を請求すること」です。
資料を読み込むことになるのでその場で質問などはできませんが、「学校が公式に発行している資料」なので「学校との直接コミュニケーション」と同じ濃さの情報を得ることができます。
その際にズバットを経由して資料請求をすると、簡単かつ無料で学校の資料請求ができます。
楽に無料で通信制高校の公式資料集めなら「ズバット」
ズバットでは、色々な軸で通信制高校の情報を集めることができ、興味を持った学校について深く知るための資料請求が無料でできます。
お金もかからず、1分で資料請求までできてしまうので、通信制高校への進学を検討されている方は効率的な検討のためにぜひ活用してみてくださいね。