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4月だけじゃない!通信制高校の入学時期は自分のタイミングで決められる

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全日制高校の入学時期は基本的に「4月」と決まっています。始めから通信制高校に入りたいと思っている場合には全日制高校と同じように4月に入学式となります。

では、全日制高校に通っている途中で通信制高校に入りたいと思った場合はどうなると思いますか?一般的な感覚としては4月になるまで待ってから改めて入学・転校できる…というイメージを持っている人が多いでしょう。

確かに日本の「学校」と括られているもののほとんどの入学時期は4月で統一されています。

夏に通信制高校へ入りたいと思っても、4月になるまで半年以上待ってから晴れて入学できる…と思われていますが、実はその限りではないのです。

状況によっては「いつでも入学できる環境」にあるのも、通信制高校の魅力の1つになっています。

通信制高校の入学受け入れ時期は主に4月と10月

「単位制」と「2学期制」のシステムがある通信制高校。主に入学の受け入れは4月と10月になります。

単位制の基本的な入学式は4月、卒業式は3月となります。2学期制も主に入学式は4月ですが、卒業時は3月と9月に設定しています。

他の月でも希望があれば受け入れている

主に私立の通信制高校の受け入れ窓口は広く、4月・10月以外でも随時入学を受け付けてくれる学校がたくさんあります。

住んでいる地域に限らず、全国どの学校でも入学可能になるのも通信制高校のメリットです。

自分が最も効率よく勉強しやすい環境を探して、自分のタイミングで入学できるので、公立の入学に条件が合わないのであれば私立を検討してみるのも良いかもしれませんね。

入学・編入・転入試験の難易度について

入学するタイミングによって試験内容が変わることはありません。大学受験を意識している学校であれば学力審査があることもありますが、主に書類審査と簡単な面接だけで完了するケースになります。

また、どのタイミングでも試験内容の難易度はそう高くないので心配をすることもありません。

「転入(高校在籍中に他の高校へ入学すること)」「編入(在籍高校をいったん退学して殻別の学校に新たに入学すること)」に関しては試験そのものすらない場合もあるので、気になる通信制高校がある場合は入学条件をしっかり確認しましょう。

要注意!「編入」は入学できる時期が限られている

全ての通信制高校が対象という訳ではありませんが、取得単位の関係上、多くの学校では編入時に入学できるタイミングの制限を設けているところが見られます。

せっかく通信制高校に入りたいと思ってもすぐに入学できる状況にはなく、入学できる時期が来るまで空白期間となる待ち時間が出てしまう可能性もあります。

空白期間がある分、卒業までの道のりが長くなってしまうので、できるのであれば「編入」ではなく「転入」で移動することをおススメします。

入学時期を誤ると単位を落としてしまうことも!?

全日制高校で取得している単位は通信制高校に移動する場合、基本的に引き継ぎとなります。

しかし、状況によっては引き継ぎできずにそのまま消滅・新たに取得が必要となる場合もあります。

取得した単位を無駄なく引き継ぎたいときには、入学時期を4月に定めると良いでしょう。全日制は年度で単位取得としている学校がほとんどです。

そのため、全日制に通学していて半年後に通信制に移動した場合、引き継げる単位がないと見なされます。

学年の変わり目となる4月に移動することが最も多く単位を引き継ぎできる時期となります。

通信制高校に入ってから卒業までにかかる時とは…

通信制高校は主に3年で卒業、もしくは4年で卒業となります。途中編入・転入の場合には、入学タイミングによって学年が重複することもあり、全日制高校入学時から単位制高校卒業時まで5年かかる人もいます。

全日制を2年で退学し、通信制高校を2年からやりなおして…4年で卒業した場合の計算ですね。

卒業まで3年・4年とされていても、卒業までに必要な単位が取得できていなければ…何年も残りの単位が取得できるまで在籍し続けなければならない状況にもなってしまいます。

通信制高校卒業時に必要な取得単位数

卒業までに必要な単位は74単位になります。全日制高校を2年生まで通って30単位を取得していた場合には単純計算で卒業までに必要な単位は残りあと44単位となります。

通信制高校は「単位制システム」を取り入れているため、全日制とは異なり、学年度に必要な単位を落としてしまったとしても留年はありません。

そのまま進級して昨年落とした単位分も翌年でクリアすれば良いのです。

なかなか卒業できない人も少なくない

注意すべき時期は…卒業の年です。留年制度がないとはいっても限りがあります。

進級にあたっては落とした単位を翌年に再トライアルして取得するチャンスがありますが、単位を落とした年が卒業を控えた年であった場合…繰り上げて単位を取る必要が出てしまうために卒業はできなくなってしまいます。

通信制は自分で授業タイミングなどのスケジュール管理ができるため、自由な動きができることで効率よく時間を使えることが最大の魅力になっています。

しかし、その魅力は一歩間違えれば「怠け」に繋がってしまいます。「ま、いっか」「明日やればいいか」「来年やればいいか」…の繰り返しで、卒業できずに途中リタイアしてしまう人も実際にたくさんいることは事実です。

メリットをデメリットにすることほど勿体ないことはありません。通信制高校を選択するときには、しっかりとした自己管理と将来設計を持って挑んでください!

通信制高校への転入・編入の手続きについて

全日制から通信制高校へ転入・編入希望時の手続きの流れについては以下のとおりになります。「入りたい!」と思ってすぐに入れる訳ではなく、簡単ではありますがそれなりに手続きが必要になります。

1.希望高校の願書を取り寄せる

2.在籍する、していた高校に必要書類を発行してもらう(すぐに発行されるものではないので、1週間から10日ほど余裕を持ったほうが良いでしょう。)

3.入学願書の作成

4.受験料金の振り込み

5.必要書類を希望高校へ郵送

6.書類・学力・面接等の審査試験

7.合否判定

8.入学手続き

「入りたい」と思ったそのときがタイミング!チャンスとベスト時期を逃さずに…

単位の関係上、どうしても通信制高校に入り直すまでに空白の時間ができてしまうこともありますが、基本的には「通信制高校に移動したい、入りたい」、そう思ったときが入学・転入・編入するにあたって未来への大きなチャンスを掴む一番大切な時期になっています。

あと少しで1年分の単位が取れそうな状態…という具合に逼迫した状況ではないのであれば、無理に時期が来るまで我慢している必要はないでしょう。

もちろん、通信制高校に移動しても卒業時期を早めるため、出来るだけ単位を持っていけるならそれに越したことはありません。

しかし、四捨五入をして切り捨てられそうな単位数であるのであれば、途中まで取得した単位を捨ててでもすぐに通信制高校へ異動する価値はあるでしょう。

また、「少しでも早く通信制に移動して効率的な時間の使い方をしたい!」と思っている人も、その年度の単位を取りなおす覚悟があればそのときがベストタイミングとなるものです。

他人から見れば「あと少しなんだからもったいない」とか「どうせ移動するなら賢くならなきゃ」などの意見もでてくるかもしれませんが、すべての基本は「自分自身」です。

どんなに周りから指摘されるようなタイミングであったとしても、自分が「今だ」と思ったそのときこそが、本当の意味でのベストタイミングになります。自分の感覚を信じて、自分の人生を選択していきましょう!

通信制高校を選ぶ際には慎重に

・通信制高校に行くか?行かないか?

・通信制高校に行くならどの学校が良いか?

などを決める際にまずはインターネットで各学校の情報収集をされると思います。

ただ、ネット上の情報は限られています。そして、「学校のことを知りたいなら学校に聞く」のが一番詳しく情報を知ることができます。

とは言っても学校の担当者の方と直接コミュニケーションを取るのは中々ハードルが高いと思います。

そこでまずおすすめしたいのが「学校が公式に発行している資料を請求すること」です。

資料を読み込むことになるのでその場で質問などはできませんが、「学校が公式に発行している資料」なので「学校との直接コミュニケーション」と同じ濃さの情報を得ることができます。

その際にズバットを経由して資料請求をすると、簡単かつ無料で学校の資料請求ができます。

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