通信制高校の情報サイト

本気の通信制高校選び

通信制高校の入学検討

必要な条件はある?!「通信制高校へ入学する際の内申点」と「大学進学のための内申点」

更新日:

高校受験や大学受験の際に生徒たちが最も気になるのは「偏差値」と「内申点」の2つになります。

偏差値は皆さん学力審査になるので勉強した分だけ、その勉強が身に付いた分だけの結果になります。

一方、内申点は学校生活の態度や学習活動などの内容を教員が文章として書面に記載してくれる…簡単に言えば「先生からみた判断」になります。

部活動に一生懸命励み、授業態度もまじめ、課外活動としてボランティアなんかの参加もあれば…満点に近い結果になるでしょう。

しかしこれはあくまで毎日「勉強している姿」や「部活動をしている姿」など生徒の学びの姿勢や日常を確認することができる「全日制での話」になります。

もし、進学希望先の高校が通信制だった場合。もし、通信制高校から大学へ進学する場合。

「内申点」がどのように影響するか、関わってくることになるか気になる人へ、今回は通信制高校と内申点のお話をさせていただきます。

通信制高校に入学するために必要な内申点は?

高校受験に大きな影響を与えるとされる内申点ですが、通信制高校においては…正直言って「ない」に等しいです。

通信制高校のマイナスなイメージの要因ともなるのですが、言い方が悪ければ「誰でも入れるチャンスがある学校」であることが通信制高校の特徴の1つでもあります。

そのため、何らかの事情があって全日制に通うことができない生徒も多く在学しています。

通信制高校の時間を自由にできる勉強スタイルは「時代に合った最先端のモデルケース」と言われていてもあまりメジャーにならない背景がここにあります。

しかし、どんな人にでもチャンスが与えられ、夢がある人にもチャンスが与えられる希望の高校であることは間違いありません。

(1)内申点が悪くとも入学できる

受け入れ側の高校の体制として、多少問題のある生徒でも入学させるチャンスを与えてくれます。

内申点を必要せずに希望者を受け入れるスタイルに「無法地帯」をイメージさせてしまいがちですが…内申点では測れなかった個人の良い面や将来の期待を見て、入学許可を出す場合がほとんどです。

(2)中学在学期間での欠席日数が多くても入学できる

全日制高校では中学3年間の中、欠席日数が3.0日を超えている生徒が受験をした場合、合否に関わる審議が行われます。

通信制での規則はないので、義務教育ではあってもいじめや病気を含める不登校で1年以上欠席していたとしても、欠席日数関係なく受験資格があります。

(3)通信簿に「1」があっても入学できる

学力に重点をおいていないことも通信制ならでは。偏差値と内申点が合否を握るのではなく、「当校に入学してどんなことがしてみたいか」などの入学に対する意欲を重視する学校が多いです。

たとえ5段階評価の通信簿「1」があったとしても同様です。入学する理由、入学後の目標などの回答が大きく影響してきます。

(4)試験内容はと面接と作文

筆記試験がある場合もありますが、それはごく一部の学校でありその内容はいたって簡単な物になります。

通信制高校受験においては主に「面接」と「作文」がメイン。中には面接のみで終了する学校もあります。

通信制高校在学中にも内申点が付けられている

通信制高校の勉強内容としては主に各教科で期限内のレポートの提出になります。そのほかに高卒資格に必要な単位を取得するため、月に数回の授業を受けるスクーリングという時間が必要になります。

また、生徒会や修学旅行など30時間の特別授業の参加も高卒資格に外せない必須項目になっています。

レポートの提出状況に授業態度、特別授業での参加態度などから内申点はつけられます。

実際に目にしたり、先生から渡されるような評価ではないのですが、進学時の必要書類として求められた際には提出できるだけの内申点が存在しています。

通信制高校の場合、大学進学のための内申点はどうなるの?

高校入試では受験生が少しでも偏差値と内心点の点数をあげるために…夜な夜な徹夜をしたり、休日返上で必死に試験勉強をすることが当たり前のような光景になっていました。

更なる進級となる大学受験の場合…より高い数値の「偏差値」と「内申点」が必要になると思っている人は少なくないでしょう。

実際に、高校受験とは比べ物にならないような膨大な試験範囲に、センター試験・学校試験と2度も試験を受けなければいけない難関の入り口を前にして、多くの人が「偏差値」と「内申点」が良い人でなければ大学合格何て無理と思われていると思います。

実際に「偏差値」は必要です。大学ごとに「レベル」があり、そのレベルに応じた偏差値が設定されています。

その設定ラインまで学力が及ばなければ…希望校であっても門の入り口で入学式の記念写真を撮ることはできません。ただし…「内申点」の場合は高校受験とは勝手が異なってくるでしょう。

大学受験時での一般入試の場合

実は通信制高校に入学するときと同様、大学の一般入試では高校生活における内申点の影響はありません。

よほど素行が悪くて問題がある生徒であっても、大学が求める学力があるのであれば合格する可能性はあります。

通信制高校出身か全日制高校出身か…の差別もありません。あくまでも学力を主に判断材料としていると考えるべきです。

大学への進学を希望するのであれば、まずは自分の学力と希望校の偏差値を比較して努力をしましょう。

あまりにかけ離れた数値があるのであれば、希望大学のランクを下げることも検討すべきです。

大学の一般入試は経歴や内申点ではなく1にも2にも学力重視の試験となり、高卒資格を持っている誰しもが合格のチャンスを持てるのが大学入試試験です。

大学受験時での推薦の場合

ある程度の参考資料として内申点も判断材料になります。しかしあくまでも推薦される人物であること学校の先生が後押ししている応援書類のようなものなので、合否の判断がつくほどの威力はありません。

通信制高校であれば一般入試よりも推薦を狙った方が合格しやすい場合もあるので、学校の指定校枠があるならどんどん利用してみると良いですね。

通信制高校への入学、大学への進学に関して「内申点」は気にしなくとも大丈夫!

結論から言えば、通信制高校に入っても大学に進学することを希望したとしても、高校在学中の内申点に大きな影響を与える力はないということです。

もちろんどんな状況でも素行が良いに越したことはありません。入試に影響力がないと言っても、面談時には初対面の個人の素質を判断するための材料として使われることはあるからです。

ここで少しでも印象良く面談することが合格の後押しとなる鍵!…になる可能性もあるでしょう。

ただし、内申点をあまり気にする必要はないので安心してください。通信制高校に入る分には簡単な手続きとなりますが、大学進学となればそうもいかなくなってきます。

内申点が必要なくても、進学希望先に設けられているランクまでの学力は必須になります。通信制高校も稀ではありますが偏差値を設定している学校もあります。

本当は…受験に必要なことが「学力」だけではなく「内面の成長」となる内申点の審査はあった方が良いのかもしれませんが…今の段階では「必要ない」・「判断材料ではない」との認識でも差し支えはないでしょう。

通信制高校を選ぶ際には慎重に

・通信制高校に行くか?行かないか?

・通信制高校に行くならどの学校が良いか?

などを決める際にまずはインターネットで各学校の情報収集をされると思います。

ただ、ネット上の情報は限られています。そして、「学校のことを知りたいなら学校に聞く」のが一番詳しく情報を知ることができます。

とは言っても学校の担当者の方と直接コミュニケーションを取るのは中々ハードルが高いと思います。

そこでまずおすすめしたいのが「学校が公式に発行している資料を請求すること」です。

資料を読み込むことになるのでその場で質問などはできませんが、「学校が公式に発行している資料」なので「学校との直接コミュニケーション」と同じ濃さの情報を得ることができます。

その際にズバットを経由して資料請求をすると、簡単かつ無料で学校の資料請求ができます。

楽に無料で通信制高校の公式資料集めなら「ズバット」

ズバットでは、色々な軸で通信制高校の情報を集めることができ、興味を持った学校について深く知るための資料請求が無料でできます。

お金もかからず、1分で資料請求までできてしまうので、通信制高校への進学を検討されている方は効率的な検討のためにぜひ活用してみてくださいね。

-通信制高校の入学検討

Copyright© 本気の通信制高校選び , 2023 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.