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通信制高校に入って「楽しい」と思える人と「後悔」する人の違いは?

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毎日登校する必要がなく、主に自宅メインという学習スタイルが注目されている通信制高校。全日制の学校スタイルが合わない人や、効率よく高卒資格のための単位が欲しい人など、様々なタイプの生徒が通っています。

一見、誰もがその自由なスタイルに楽しさを感じるだろう…と思われがちですが、実際は通信制高校を選択したことで楽しい高校生活を送る人もいれば、入学したことを後悔してしまう人に分かれています。

自由な校風の通信制高校は楽しいはず?

世間的にはまだ「通信制高校」というと少し差別的な見方をされる傾向が残っている理由の1つが通信制高校は遊んでいても卒業できるという偏見的なイメージです。

このイメージにより通信制高校に通う生徒は校則もなくて「遊んでいる」とか「勉強をあまりしていない」と勝手なレッテルを張られていることが多いです。

通信制高校のスタイルとして校風が自由なことも偏見のイメージを強くさせ、毎日毎日、自分の好きなことをできる生活を楽しんでいる…と思っている人が多いですね。

現状は、自由な校風を上手に活用することで有意義な高校生活を楽しめる人がたくさんいますし、通信制の勉強スタイルにより成功を収める人も増えているのですが…通信制高校に入ったことを後悔してしまう人も少なからずいるのです。

通信制高校は校則がない訳でも、遊んで卒業できる訳でもない

何も規則がないと思われがちな通信制高校ですが、ちゃんと校則はあります。ただ、全日制の規則よりはるかに緩やかではあります。その理由として様々な年代の生徒が在籍していることがあげられます。

20代、30代、40代もいますし、中には60代の生徒も通っている学校もあります。そのため、10代だけに向けた校則ではなくすべての年代に向けた校則となっています。

髪型や服装など40代に注意することもないので…比較的「外見」に関しての縛りはない学校がほとんどです。それでもあくまでも高校になるので、それなりに校則はあります。無法地帯のような学校ではありません。

勉強に関しても全日制同様のカリキュラムがあり、必要取得単位は同じです。遊んでばかりいれば単位を落として卒業も遠のきます。

「自由」=「楽しい」にはならない

校則に縛られない学校生活が楽しいと思えるのは最初の数日だけでしょう。「自由」とは何の足かせもなく、やろうと思えば自分の好きなタイミングで好きなことをできる環境です。

だからといって「自由なこと」が「楽しいこと」にそのまま繋がることはありません。「自由」とは裏を返せば「誰も見てくれていない環境」です。

やらなきゃいけないことがある場合、自分で自分を厳しく管理しない限り…いくらでも怠けられてしまう状況になるのです。

怠け癖が付いてしまえば当然単位もすぐに落ちていきます。スケジュール管理の厳しさを感じたとき、「自由なこと」が「後悔の対象」になることもあるのです。

学校生活の明暗に差がでる理由

理想と現実にギャップができることが大きな理由の1つです。検討した結果、通信制高校に入ることを決めたとき。何となくでも想像していた自分なりに望む学校生活も…蓋を開ければ想定は理想に過ぎなかったと感じるような現実に向き合うこともあるでしょう。

それが良いパターンであればいいのですが、悪いパターンになると入学したことを後悔する結果になるのです。

通信制高校に入学した理由・価値観は「皆が同じ」とは限らない

まだ特殊な学校という一般的なイメージがある学校ですが、だからこそ同じ学校の生徒であれば仲間意識を持ちやすい環境でもあります。

入学した理由が同じであれば親近感も湧き、友達にもなりやすいですが、同じ環境、同じ状況、同じ心境…の生徒が集まっている学校ではないので、自分を理解してくれたり受け入れてくれる人がいるとは限りません。

また同じ環境であっても価値観が違うこともあります。そのため仲間意識を持っていても実は全然理解しあえていない関係だったなんてこともザラにあり、理解や共感を共にできる人が誰もいない状況に陥ってしまうこともあります。

全日制のように毎日顔を合わせる人はいないので、誰とも話すことすらできずに孤独になってしまう生徒も存在します。

モチベーションを保ちにくい環境になる可能性もある

通信制システムの勉強方法では、「先生」という勉強を教えてくれる人・叱ってくれる人・褒めてくれる人、「クラスメイト」という仲間との接触が極端に少なくなります。

そのため、勉強を継続することはもちろんのこと通信制高校そのものを継続するモチベーションが落ちてしまう場合があるのです。

通信制高校の勉強スタイルが合う人と合わない人の違い

後悔するために通信制高校を選ぶ人はいません。少しでも楽しく有意義な高校生活を送るために入学してきているはずです。

それにも関わらず…「楽しい」と感じる人だけではなく、「後悔した」と感じる人に分かれてしまうのは、通信制高校の勉強スタイルが合う人と合わない人の差が大きく影響しているでしょう。

どんなスタイルの人が楽しい時間を過ごせるのか、後悔する結果になるのか、それぞれの特徴をご紹介します。今まさに通信制高校を検討しているという人は、ぜひ参考にしてみてください!

通信制高校に入って「楽しかった」と思える人の特徴

自分の目標や自分自身をしっかり持っている人です。自分で決めた自分のゴールを持っているために、自己管理だけが求められる自宅学習においてもきちんとスケジュールを持って取り組むことができます。

高校生としての本分である「勉強」をきちんとこなしているため、その他の課外活動や友人との交流、アルバイトなどの自分の時間を十分に確保して楽しめるのです。

効率よい時間を過ごせることで、全日制高校よりも得るものが多くメリットを強く感じられるのでしょう。

また、友人に恵まれた場合もそうですね。気の合う仲間・親友と呼べる友達との出会いがあり、その友人と将来に向かって前向きに勧める関係がある人も胸を張って「通信制高校は楽しかった」と思えるのです。

通信制高校に入って「後悔」する人の特徴

自宅学習が向かず単位が取れなかったり、学力アップが期待できない学校方針だったり、自分が思っていた理想像に届かない状況になる人は後悔することが多いですね。

要は明確なゴールがないために、通過点であるはずの「日々の勉強」を思うようにできない人です。目標がなければゴールもありません。

監視下のない自宅学習では、ついつい休憩ばかりしてしまったり、毎日「明日やればいっか…」と先送りにすることで気付いたときには単位を落としていたケースはよくある話です。

自分のペースでゆっくり勉強を進められるメリットがあっても、もっともっと勉強をしたい人・先に進みたい人にとっては通信制高校の学習スタイルでは「遅い」と感じることもあるでしょう。

また、クラス割はされていても実際にクラスメイトと会うのは月に数回のみのため、なかなかお互いを知りあうチャンスも少ないことから友達ができにくく、孤独を感じることが多くなることで後悔する人がいます。面接のときに通信制高校卒業であることで不利になった経験がある人も後悔することもあります。

「将来のビジョン」を持つことが通信制高校ライフのキーポイントに!

自由で気楽に思われている通信制システムには、実は誰のせいにもできない強い「自己管理」が求められています。

ある程度の他人の目があることで日常的に適度な緊張感の中でスケジュールをこなしていく全日制のシステムにくらべ、誰も見ていない環境でたった1人勉強をしなければいけない通信制のシステムの方が…キツイはずです。

ほんのちょっとした気の緩みが積み重なって、結果的に「何もしない1年」が過ぎていくこともあります。実際は自由ほど厳しいものはないのかもしれません。

体調が悪い場合や冠婚葬祭のときを除き、毎日自分の決めたスケジュールで進級や卒業に必要な単位をきちんと取れる状況にすることが大切です。

それもギリギリでやるのではなく、余裕を持って時間を余らせるくらいのスケジュールが必要です。自己管理を徹底するためには、まず最初に「はっきりと将来のビジョンを持つこと」が何よりも必要なことです。

どんなに気持ちがあっても、勢いがあっても、「その場の感情」だけであっては意味がないのです。通信制高校生活を楽しいものにするためには自分で高校生活におけるゴールを作ることから始めるのです。

通信制高校を選ぶ際には慎重に

・通信制高校に行くか?行かないか?

・通信制高校に行くならどの学校が良いか?

などを決める際にまずはインターネットで各学校の情報収集をされると思います。

ただ、ネット上の情報は限られています。そして、「学校のことを知りたいなら学校に聞く」のが一番詳しく情報を知ることができます。

とは言っても学校の担当者の方と直接コミュニケーションを取るのは中々ハードルが高いと思います。

そこでまずおすすめしたいのが「学校が公式に発行している資料を請求すること」です。

資料を読み込むことになるのでその場で質問などはできませんが、「学校が公式に発行している資料」なので「学校との直接コミュニケーション」と同じ濃さの情報を得ることができます。

その際にズバットを経由して資料請求をすると、簡単かつ無料で学校の資料請求ができます。

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